いつだったか詳細には思い出せないけど
1年ちょっとぐらい前に、ActiveDirectory環境でVPNで構築している
拠点の他セグメントのPCがネットワークブラウジング出来なくなった。
DCにWindows Server 2012 R2 2台
クライアントはすべてWindows 10 Pro
ウイルスバスタービジネスセキュリティをすべてに導入
その時は、ウイルスバスターを疑ったりなんやかんやして
結局、WINSかLMHOSTSでNetBIOSの名前解決を助けてやらないと駄目
ActiveDirectory環境だけではネットワークブラウジング不可
って結論になり
WINSを導入して無事ブラウジング出来るようになったんだけど
そん時のブログ
マイネットワークがうまくブラウジングできない件
こないだのWindows Update バージョン1703で
またネットワークがブラウジング出来なくなった。
今回ばっかりは悩みに悩みぬいて
ウイルスバスターを撤去してみたり、WINSを外してみたり
LMHOSTSを入れてみたり・・・
考えられることはすべてやった
しかしまったく改善しない
わらけるくらい改善しない
まっじわかんねぇ、意味わかんねぇ氏ねじゃなくて死ね
とか思ってたらふと
きっかけはWindows Update
ピコーン
と来るも、Google先生は良い返事を返さない
Windows Update後にブラウジング出来ないことを調べる、良いキーワードが思いつかない
この約2週間、調べに調べぬいても見当もつかなかったが
あるとっかかりからようやく光が見えた
うちの症状としては
・エクスプローラーでネットワークを見た時に同セグメントのPCしかブラウジング出来ない
・アドレス欄に\\Computer name ではアクセス可能(もちろんIPでも可能)
・pingも通る
以上の状態で、DNSでの名前解決とNetBIOSでの名前解決が混同してしまってた。
実は
NetBIOS名での名前解決が出来ていない
ことがようやく発覚!
nslookupとnbtstatでの応答が違うことが、判明したのだ。
もうほんとただの初歩的ミス、あぁ情けない
約2週間の時間が無駄・・・ワロタ・・・
NetBIOS名での名前解決が出来ていないので、
DCのDMBと、拠点に存在するLMBがブラウズリストを交換できていなかったのだ・・・
原因が分かったここからは早かった
「Windows Update netbios 他セグメント 応答しない」
等とググっていると、ついに見つけた
KB3161949 June 2016 Update Causes Network File Shares to Become Unavailable
KB3161949の時に、他セグメントから飛んできたNBTには応答しないようになったとある
外人さんも困ってはる・・・
レジストリにエントリを追加することでこの問題は解決するとの事!
さっそく
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\NetBT\Parameters
に
AllowNBToInternet
を作って1を入れて、自分のPCを再起動
営業中ではあるが、他セグメントのPCをリモートデスクトップして
gpupdate /force
後、勝手に再起動www
すまんな・・・君は犠牲になったのだよ・・・
すると・・・
やった・・・やったよ・・・ついに解決か・・・!?
これでブラウズリストは交換できるようになるのか・・・?
サーバーの再起動がいるので、また次回に。